さっちょんの独り言

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zoom RSS サンドブラスト界の困窮・・・・(´・ω・`)ショボーン

<<   作成日時 : 2006/07/31 19:01   >>

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今日はさっちょんのお仕事ネタですが、ちょっと堅いお話なので気が向かない人はスルーしてください。でも切実なお話なのでお時間があれば是非読んで頂ければと思います。

最近さっちょんのお仕事の世界(サンドブラスト・ガラス彫刻)は大変困っています。
何を困っているのかと申しますと・・・

生地(ガラスアイテム)が手に入らない!!

生地といってもある特定の物です。
金赤(きんあか)と呼ばれるピンク色の素材。

勿論彫刻用に色ガラスと透明のガラスが2層になったいわゆる被せ(キセ)と呼ばれるガラスです。
画像


↑こんなやつです・・・綺麗でしょう?色が。

これまでは日本のガラス工場で製造されておりました。
が、ここ数年海外からの安い輸入品に追われて次々にガラス工場自体がつぶれているのです。

国内ガラス工場は特殊なガラスのみを製造しているわけではありません。
通常一般に売られているグラスアイテムも製造しています。
大半が透明のよく売られているグラス等を製造・卸す事によってその生計は立てられてきたことでしょう。
その部分が海外からの輸入によってガタガタと崩れ落ち、倒産していくのです。

加えて後継者不足も上げられております。
特殊なアイテムを作る技術を持った職人さんが年をとり、その技術は1年や2年で引き継げるような物でもなく・・・だんだんと衰退していっているのです。

気がつけば日本国内で金赤と呼ばれるガラスを作っている所、販売してくれるところが無くなっておりました。

もっとよく探せばまだどこかにあるのかもしれません。が、中々見つからないのです。

小さな町工場で製造されているのかもしれませんが、そういったところは年配の職人さん達に守られているところが多くHPも無いことが多いようです。

色被せ(イロキセ)硝子と呼ばれるアイテムは輸入品もあります。
が、殆どが粗悪品なのです。

輸入を代行してくださる会社も泣かされているようです。
サンプルは良いものが送られてきても、後にカートン(ケース単位)で輸入すると半分以上使えない商品が混じっております。でも送り返すほどの輸送料を払う事を考えると・・・

もし、たとえ送り返したところで先方の反応は日本国の常識が通用するとは限らないのです。
私達の常識というのは、私達の国の中で通用することなのであり万国共通ではないのです。

そして一番大変なのが、この金赤(きんあか)と呼ばれる硝子・・
作るのが大変難しいらしく、私達が望んでいる・思っている色を出すにはやはり先に挙げたとおり
職人さんの技術に頼らなければなりません。

更に金赤(きんあか)と呼ばれるとおり、この硝子この色を発色させるためにその名の通り(金)が使用されているので、お値段も高い!

通常、赤色を発色させるためよく使われているのが(銅)
画像

コレが銅赤(どうあか)と呼ばれる物で金赤とは違いコレはこれでいいのですが・・・
コレはまだ国内でも手に入るんですよ・・・。
いつまでもつかは知りませんが・・・


通常の商品でも粗悪品が混じってくるような工場に、金赤の製造は無理なようです。
(さっちょんは硝子の制作に関しては素人なので、教えていただいただけの話でしかないのですが・・)

安く仕入れるためにどうしても中国・台湾・韓国方面「アジア系」からの輸入に頼る部分が多いのも問題のひとつなのですが、勿論ベネチアやチェコ等すばらしいガラスの技術はあるのですがやはりコスト的に高いですし、
さっちょんが思うだけかもしれませんが・・赤が違う!!
日本の金赤はやはり桜のイメージにぴったりのかわいらしいピンク。
ヨーロッパで愛でられる金赤は日本的に言われる「牡丹色」
に近いと思います。思い込みかしら?
さっちょんが欲しいのは「桜色」の金赤なのですよ。

日本には色々なすばらしい技術が沢山あるはずなのに・・・守るのは難しい。

安い輸入品に群がってしまう。どこも不景気だから仕方ないと思います。
さっちょんも安物好きです。¥100均一大好きです。

でもそれとは裏腹に、守らなければいけない伝統技術も沢山あると思います。
でもそれに気づくのは無くなってからなのですよ・・・馬鹿ですよねぇ・・・。

今現在、日本に居る「伝統工芸師」と呼ばれる方々の中に60歳以下の方々は果たして何人居るのでしょうか?
調べたことはないし、ネットで調べても限界があります。
それなりの技術を身に付けるという事は、年月がかかるということですよね。

きっと私達の知らないところで、誇れる技術がどんどん消えて行ってるのかもしれません・・・。


この金赤グラス・・・このまま手に入らなくなれば、いずれこの金赤の商品たちもいつか幻の商品となるのかも知れません。

大きな花器やランプを製造してくださっているところは、かろうじて残っておりますが、多くはありません。
さっちょんが探しているのはタンブラー・オールドグラス・ワイングラス等のテーブル・ウェアと呼ばれるアイテム類です。

もう既に仕入れが出来なくなっているので、さっちょん工房にあるアイテムも残りわずかです。

このように美しい色の硝子を守りたいのです。

どうか・・・製造していらっしゃる工場さんがあればさっちょん工房まで教えてください。

そしてこの現状をもっと多くの人に知っていただきたいのです。
さっちょん工房は個人でやっている小さな工房です。
さっちょん一人ではどうすることも出来ません。

どうか皆さんに助けていただきたいんです。

このページにリンクしてくださる方、トラックバックしてくださる方、この事を紹介してくださる方、どんな方でも結構です。

色キセ硝子作ってるよ〜って方もどうか是非ご連絡ください。

どうかよろしくお願いします。

★ー★ー★
上手く伝えられなくて申し訳ありません。
文章や内容でおかしなところ、誤解を招くような部分がありましたらご指摘ください。



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。ほんと今、昔からのものがいろいろとなくなってきていますね。それがすごくつらいです。わたしもまた近くに色キセ硝子を作っているとこないかちょっと探してみますね。どこか見つかればいいのですが・・。
kumachan
2006/08/02 20:22
kumachan♪>
こんにちわ♪そうなのぉ〜・・・どんどん無くなっていっちゃって本当に困っているの。お気に止めていただけるだけでもすっごく嬉しいです。大切な技術をどうか後世まで残して行きたいですねぇ・・・さっちょんの彫りの技術もそろそろ特定の後継者考えておかないとねぇ・・10年先を見越して・・・。
さっちょん
2006/08/03 17:25
こんばんわ。
自分は、被せガラスをあまり使った事ないので
したが、大変なことになってるんですね。
認識不足ではじかし〜。
さっちょんは被せできれいな作品創るから
ほんとに困っちゃうですよね。
会社の方に聞いてもあまりその手の情報は
ないのかな?
それと、確かに技術立国日本の技術がどんどん
衰退していく感じがする。
技術の伝承しないと今に大変な事になっちゃう
よね。おっちゃんより若手のさっちょん
ガンバッテ!おっちゃんも頑張るから!
なごみの店長
2006/08/04 19:20
なごみのてんちょ♪>
大変なことになっているのよ〜ヾ( ̄o ̄;)
本社に聞いても「アート」の方に問い合わせても「仕入先はコチラでも無くて困っています」の返答しか得られません。
切子作家さんや他の方々にも当たっていますが皆様困っていらっしゃって・・・到底さっちょんとこみたいな小さな工房にまで良い情報は・・・ (w_−; ウゥ・・
見つかったとしても少量しか生産されていないので、有名な作家さんたちにしか手に入らないんだと思いますよ〜・・・。
難しいね・・
さっちょん
2006/08/04 22:54

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